野球に救われた話

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2023年の3月、

初めて退職代行を使って仕事を辞めた時、

ちょうどWBCが始まる時期でした。


私はスポーツに疎く、

野球のことはまったく無知だったのですが、

母親が大谷翔平選手のファンで

「WBC見てや」と言われていました。


ちょうど大阪ドームで強化試合があり、

たまたまローソンチケットかなにかで空席があり、

母親と一緒に観に行くことになりました。


その日は入場するために外まですごい列で、

なかなかドームの中に入ることができず、

試合前の練習の風景を見ることができなくて

大谷翔平選手がホームランを打ったという情報もあり、

母親が落ち込んでいました。


もう少し、早く着くようにしたらよかったなぁ、

母親に申し訳ないことをしちゃったなと

私も落ち込んでいたのですが


試合が始まると、

本試合でも大谷選手は

ホームランを打ってくれました。


実際に球場の席(上段の離れた席だったのもありますが)からだと、

球がどこに飛んでいったのかが目で追えなくて、

今のホームランやったんやなぁと母と話していました。


その後の報道で、

その時のホームランが

片膝をついて放った一打だったことを知って

すごく驚いたことを覚えています。


また、母が初めて実際に

大谷選手のホームランを見れたことを

とても喜んでいたことが、

私も嬉しくなって、

大谷選手に「ありがとう」と心の中でお礼を言いました。



ボール球の球を

ホームランにした大谷選手。


試合が終わった後もずっと

それが私の中ですごく印象に残って、

その後の本試合も欠かさずテレビで観て

応援したことを覚えています。


今ではすっかり私もファンになってしまい、

メジャーリーグにも詳しくなってしまいました(^_^;)



日々、野球を観て思うことは、

大谷選手でも、三振の日がある。

大負けする日もあるし、その日のベンチの雰囲気は最悪

でも、

次の日、試合が始まる前のベンチでの様子は

昨日のことがなかったように、

笑顔で振る舞っている。

そして、ヒットを打ったり

ホームランを打ったりする。


大谷選手でも、三振することはあって

ホームランを打ってくれた日はそれはとても嬉しいけれど、

打てない日もあるし

勝てない日もあるということ

でも、一日一日を切り替えて

勝つことだけのために

一生懸命な姿

なにより、それを楽しんでいる姿

すごくそれが、

大袈裟だけど、人生に当てはめてみたら

日々の中で、辛いことや傷つくことがあっても

それは一瞬のことで

なんてことないことなんだと

少し心が軽くなりました。


と言いながらも、

いまだに彼のように心の切り替えがうまくできない

自分ですが、

そんな大谷選手と同じ時代を生きれたことを

誇りに思います。

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