アダルトチルドレンの記事でも少し、
自分の恋愛傾向について触れたのですが、
交際相手ができると、いつも
見捨てられるのではないかという不安が
常に強かったなと思います。
現在交際中のパートナーは、
私と似ていて、
悪くいうと、
お互いが共依存しているのかもしれないと思うほど
常に同じ時間を過ごしています。
けれど、束縛されたりなどはなく、
現在一緒に暮らしていることもあり、
私の方は以前より
見捨てられ不安は減ったようにも思いますが、
たまに彼氏が飲みにいき、
飲みすぎて遅い時間になっても帰ってこない時に
連絡をしても返ってこない、電話にも出ないといった
イレギュラーなことがあると、やはり不安が高まって、
出てくれるまで何度も電話をかけたりしてしまいます。
なので、やっぱり、見捨てられ不安は現在もあるみたいです。
見捨てられ不安というワードについては、
なにかのきっかけでネットで目にしました。
これ、私のことかも・・なんて
感じていろいろ検索をしたことを思い出します。
その時にネットで出てきた書籍なのですが、
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↑購入しなくても、
最寄りの図書館に在庫があれば借りられるかもしれません^^
私は大阪市立図書館で借りて読みました。
見捨てられ不安は、アダルトチルドレンと関係が深いと思っています。
この著者自身も、見捨てられ不安に苦しんだ一人のようで、
複雑な家庭環境で育ったようです。
この方、昔話題になった、少年Hの著者の娘さんにあたるそうです。
見捨てられ不安から、離婚も経験されていて、
40歳過ぎから心理カウンセラーになり、
現在は多くの女性の相談を受けているそうです。
私自身もこの本を読んで、すごく心が楽になったというか、
事例などもいくつか載っていて、
自分もおそらく事例に出てくる人と同じことをしているんだけど、
その人の行動やその人の周りの人達の反応や思いを客観的に見て、
すごく新たな視点が持てたというか。
自分を知るために役立つ一冊になりました。
でも、やっぱり育ってきた環境が影響しているのなら、
見捨てられ不安とは一生付き合っていかなければいけないとも感じ、
不安になった時に、どうしたら感情を落ち着かせ冷静になれるかなど、
自分自身の課題だと思うので、
また、なるべくそのような不安に陥ってしまわないよう、
働く環境、付き合う相手など、人間関係において
慎重にならないといけないことを
改めて感じました。
見捨てられ不安というと、
境界性パーソナリティー障害という病気があります。
実は現在交際しているパートナーは離婚経験があるのですが、
前の奥さんがこの疾患だったようで、
感情を抑えられない症状から、包丁で自分の手を突き刺したり、
また、彼を襲おうとしたりしたこともあったそうで、
別れてしまったと。毎月何十万もの浪費もあったそうです。
とても複雑です。
話を聞いていると、その方は幼い頃にご両親を亡くされているそうで、
寂しい思いをしてきたのかななど、いろいろ考えてしまいました。
交際時や結婚生活はじめは症状はなかったそうで、
ほんとうに複雑です。
その人自身はきっと悪くなくて、
症状がそうさせていて
それが育った環境が影響しているのならば
一生症状と付き合っていかなくてはいけないのか。
ただ、この境界性パーソナリティー障害については、
更年期以降に落ち着いてくる人が多いとの情報もあり、
また改めて記事にしたいと思います。
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