
陶芸の様子を記したいと思います。
やすりがけ
普段、自宅で陶芸を行っております。
本日は、素焼きした作品をやする工程です。
やすりをかけず、そのまま釉薬掛けする方も多いみたいですが、
細かい傷や小さいへこみなど、表面を滑らかにして釉薬ののりをよくするために、かけています。
今回、窯出しの際、手を滑らせて何個か作品を割ってしまい・・
その時の衝撃で、割れはしなかったものの、端が欠けた作品もあるので、綺麗に整えていきたいと思います。

紙やすり
ホームセンターに売っている紙やすりです。
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百均でも売っているんですが、陶芸の先生が、こっちの方が何回も使えてよいよ、と教えてくださったので、
100均に比べて耐久性があり、やすりやすいです。

いろんな粒度のやすりが売っていますが、先生いわく、100目くらいで十分だそうです。
これを、ハサミで使いやすい大きさに切って使います。


滑らかになりました(o^^o)

朝の9時からやすりはじめ、2時間でこれだけやすれました!
釉薬掛けに必要な物品
釉薬掛けの準備です。

前回、桜花釉を粉で買って、自分で水に混ぜて釉掛けしたのですが、
量が少なすぎて、追加で買わなければいけなくなり、
コップなどは大きなバケツでドボ浸けして釉掛けしないと、やはり均一にきれいに釉薬がかからないので、
バケツも付いてきますし、3Lの液体の釉薬を今回購入してみました。
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このハサミで作品を挟み、上記の釉薬の入ったバケツに浸けます。

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釉薬の濃度を測れるものです。
液体釉薬なので、濃度はもう調整されてあるのですが、念の為計測してみました。

使い方は、普通に中央に入れるだけです。
浮かせて数字が出る仕組みなので、浮かせるくらいの釉薬の量がないと計測できないんですが、
私は前回はペットボトルに入れて、ペットボトルの口からボーメ計をさしたらなんとか計れました、取れなくならないよう注意が必要ではあります笑

ボーメ計を取り出します。
釉薬がかかっているメモリ、
ちょうど50のメモリのところですね。
これが濃度になります。
釉薬の種類によって適正な濃度が違うんですが、
今回使う桜花釉は、50〜60がめやすみたいなので、バッチリです。

濃度が薄まらないよう、釉薬が沈殿しないように時々混ぜながら施釉します。
シリコンのヘラは、ダイソーで買いました。
撥水剤を塗る

忘れていたことがあります、施釉前に、作品の裏側に撥水剤を塗らなければいけません!
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これを塗ると、塗ったところは撥水されるので、ドボ浸け前に裏面に塗っておかないと、底に付く部分にも釉薬がかかってしまいます・・
コップを浸けてから、塗り忘れたことに気付きました笑
後でうまく取れるかな?笑
というか、この撥水剤の注意書き、おもいっきし誤字ってる・・?笑


撥水剤には、油性と水性があります。
私が使っているのは水性です。
水性は塗ってから30分程乾かさなければいけませんが、油性は時間を置かなくてもいいみたい。でも臭いがきついみたいです。
施釉していきます。
釉薬掛け

お玉かなにかですくって、中をできるだけ縁まで施釉します。
その後、中を一旦落とします。
次に、釉薬ハサミで挟んで、ドボ浸けします。
2秒程浸けてあげます。
しばらくそのままで止めときます。
すると、釉薬が乾いて、粉状になり、手で触れるようになります。
こんな感じで、全ての作品に釉掛けし、終わったのが16時。
焼成までいきたかったのですが、今回はここまでにします。
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